昨日まで気にならなかったのに、洗濯機を回すと突然「カタカタ」という音が聞こえるようになった。
洗濯は最後まで終わるものの、「故障したのではないか」「このまま使い続けても大丈夫なのだろうか」と気になり、原因を調べている方も多いのではないでしょうか。
カタカタ音がすると故障を疑いがちですが、原因は一つではありません。
ポケットに入れたままの硬貨や鍵が洗濯槽に当たっていることもあれば、衣類のボタンやファスナーがぶつかっていることもあります。また、運転中の振動で給水ホースや排水ホース、電源コードが本体に当たり、「カタカタ」と音を立てている場合もあります。
反対に、外から確認できる範囲に異常が見当たらないまま、毎回同じタイミングでカタカタ音が続く場合は、洗濯機内部の部品が影響している可能性も考えられます。
大切なのは、故障かどうかを予想することではなく、「何がカタカタと音を立てているのか」を一つずつ確認していくことです。
慌てて修理を依頼する前に、まずは自分で確認できるポイントから見ていきましょう。
この記事では、最初に確認したいポイントから、音が聞こえる場所ごとの原因と対処法、修理や点検を検討した方がよいケースまで、順番に分かりやすく解説します。
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洗濯機からカタカタ音がしたときに最初に確認すること
洗濯機からカタカタ音が聞こえた場合は、すぐに故障と判断する必要はありません。
カタカタ音は、洗濯機本体ではなく、洗濯物や周囲にある物が当たって発生していることも多いためです。
まずは修理を依頼する前に、外から確認できる範囲を順番に確認してみましょう。
洗濯物のポケットや洗濯槽に異物がないか確認する
最初に確認したいのは、洗濯物や洗濯槽の中に異物がないかです。
確認するポイントは、
- 硬貨や鍵などがポケットに入ったままになっていないか
- ボタンやファスナーなどの金具が洗濯槽に当たっていないか
- 洗濯槽の中に小物が残っていないか
です。
ポケットに入ったままの硬貨や鍵は、洗濯槽が回転するたびに内側へ当たり、カタカタ音の原因になることがあります。
また、ボタンやファスナーなどの金具も、洗濯槽との接触を繰り返すことで同じような音が発生する場合があります。
洗濯物を取り出したあとは、洗濯槽の中も確認し、音の原因になりそうな物が残っていないか見てみましょう。
洗濯機の周囲に接触している物がないか確認する
カタカタ音は、洗濯機本体ではなく、周囲にある物が振動して発生している場合もあります。
確認するポイントは、
- 給水ホースや排水ホースが本体に触れていないか
- 電源コードが本体に当たっていないか
- 洗濯機が壁や収納に接触していないか
- 周囲に置いた物が振動していないか
です。
洗濯機は運転中に細かく振動するため、ホースやコードが本体に当たり続けると、「カタカタ」という音が聞こえることがあります。
また、洗剤ボトルや収納用品などが振動し、洗濯機から音がしているように感じることもあります。
洗濯機本体だけでなく、周囲にも音の原因がないか確認してみましょう。
運転を止めて音の変化を確認する
異物や接触している物が見当たらない場合は、一度運転を止めて音の変化を確認します。
確認するポイントは、
- 運転を止めると音も止まるか
- 運転を再開すると再び音がするか
- 毎回同じタイミングで音が発生するか
です。
一時的に物が当たっていただけであれば、位置が変わることで音が聞こえなくなることもあります。
異物や周囲との接触を確認しても改善しない場合は、次の章から音が聞こえる場所を確認し、原因をさらに絞り込んでいきましょう。
カタカタ音はどこから聞こえる?
カタカタ音は、聞こえてくる場所によって確認したいポイントが変わります。
同じ「カタカタ」という音でも、洗濯槽の中から聞こえるのか、本体の外側から聞こえるのかでは、原因が異なることがあります。
まずは「何が故障しているのか」を考えるのではなく、どこから音が聞こえているように感じるのかを確認しながら原因を絞り込んでいきましょう。

洗濯槽の中から聞こえる場合
洗濯槽の中からカタカタ音が聞こえる場合は、洗濯物や洗濯槽の中に原因がないか確認します。
考えられる原因は、
- ポケットに残っていた硬貨や鍵が当たっている
- ボタンやファスナーなどの金具が洗濯槽に触れている
- 洗濯槽の中に小物が残っている
などです。
確認するポイントは、
- 洗濯物のポケットを空にしているか
- 金具の付いた衣類が洗濯槽に当たっていないか
- 洗濯槽の中に小物や異物が残っていないか
です。
異物や金具が原因であれば、取り除くことでカタカタ音が改善することがあります。
一度確認しても音が続く場合は、異物以外の原因も考えられるため、無理に分解せず、そのまま使い続ける前にほかの確認ポイントも見ていきましょう。
本体内部から聞こえるように感じる場合
本体内部からカタカタ音が聞こえるように感じる場合は、音が鳴る状況を確認します。
考えられる原因は、
- 回転する部分の動きに合わせて音が出ている
- 本体内部の部品が影響している
などです。
確認するポイントは、
- 洗濯中だけ音がするか
- 脱水中だけ音がするか
- 毎回同じタイミングで音が発生するか
です。
洗濯機内部には複数の部品があり、外から聞こえる音だけで故障箇所を特定することはできません。
本体内部から聞こえるように感じても、無理に分解して確認することは避けましょう。
本体の外側から聞こえる場合
本体の外側からカタカタ音が聞こえる場合は、洗濯機の周囲で何かが接触していないか確認します。
考えられる原因は、
- 給水ホースや排水ホースが本体に当たっている
- 電源コードが振動で触れている
- 壁や収納に本体が接触している
などです。
確認するポイントは、
- ホースが本体に触れていないか
- 電源コードが揺れて当たっていないか
- 壁や家具との間に十分な隙間があるか
です。
接触している物が見つかった場合は、安全を確認したうえで位置を調整し、音が改善するか様子を見ましょう。
壁や床から響いて聞こえる場合
カタカタ音は、洗濯機本体からではなく、壁や床を通して響いているように感じることもあります。
考えられる原因は、
- 振動が壁へ伝わっている
- 周囲に置いた物が振動している
- 床へ振動が伝わっている
などです。
確認するポイントは、
- 洗濯機が壁に接触していないか
- 周囲の収納や家具が振動していないか
- 洗濯機の近くに置いた物が当たっていないか
です。
例えば、洗剤ボトルや収納ケースなどが振動していると、洗濯機から音がしているように感じることがあります。
洗濯機本体だけでなく、周囲もあわせて確認することで原因が見つかる場合があります。
カタカタ音が鳴るタイミング別の原因と対処法
カタカタ音は、いつ音が鳴るのかによっても確認したいポイントが変わります。
同じ場所から聞こえているように感じても、洗濯中だけ鳴るのか、脱水中だけ鳴るのかでは、洗濯機の動きが異なるためです。
ここでは、音が発生するタイミングごとに原因の確認方法と対処法を見ていきましょう。

洗濯中にカタカタ音がする
洗濯中にカタカタ音がする場合は、洗濯槽がゆっくり回転する動きと音が関係していないか確認します。
考えられる原因は、
- 洗濯物の金具や小物が洗濯槽に当たっている
- 洗濯物の動きに合わせて異物がぶつかっている
- 洗濯槽の回転に合わせて何かが接触している
などです。
確認するポイントは、
- 洗濯槽が回転すると音がするか
- 一定の間隔でカタカタ音が聞こえるか
- 洗濯槽が止まると音も止まるか
です。
ポケットの中に硬貨や鍵が残っていたり、ボタンやファスナーが洗濯槽に当たっていたりする場合は、洗濯中だけカタカタ音が発生することがあります。
異物や接触している物が見つかった場合は取り除き、再度運転して音が改善するか確認しましょう。
脱水中にカタカタ音がする
脱水中は洗濯槽が高速で回転するため、小さな接触でも音が大きく聞こえることがあります。
考えられる原因は、
- 洗濯物が片寄っている
- 高速回転によって接触が大きくなっている
- 本体や周囲の物が振動している
などです。
確認するポイントは、
- 脱水中だけ音がするか
- 回転速度が上がると音も大きくなるか
- 本体が大きく揺れていないか
です。
洗濯物が片寄っている場合は、一度運転を止めて洗濯物を均等に入れ直し、もう一度脱水を行ってみましょう。
また、ホースや電源コードが本体に当たっている場合は、脱水時だけ音が大きくなることもあるため、周囲の状態も確認してみてください。
運転開始直後にカタカタ音がする
運転を開始した直後だけカタカタ音がする場合は、短時間で止まるのか、その後も続くのかを確認します。
考えられる原因は、
- 運転開始時の振動で周囲の物が当たっている
- 洗濯槽が動き始めたタイミングで異物がぶつかっている
などです。
確認するポイントは、
- 開始直後だけ音がするか
- 数秒で音が止まるか
- 毎回同じタイミングで発生するか
です。
周囲の物が原因であれば、位置を調整することで改善する場合があります。
毎回同じタイミングで音が発生し、その後も運転中ずっと続く場合は、ほかのタイミングでも音が発生していないか確認しましょう。
運転中ずっとカタカタ音がする
運転中を通してカタカタ音が続く場合は、一時的な接触ではなく、継続して音が発生している原因がないか確認します。
考えられる原因は、
- 異物が継続して当たり続けている
- ホースやコードが運転中ずっと接触している
- 洗濯機本体から音が発生している
などです。
確認するポイントは、
- 洗濯中も脱水中も音が続いているか
- 音の大きさが変化していないか
- 異物や接触している物が見当たらないか
です。
異物や周囲との接触が見当たらず、運転中を通して毎回同じカタカタ音が続く場合は、自分で確認できる範囲では原因を特定できないこともあります。
そのような場合は無理に使い続けず、次に紹介する修理・点検の判断ポイントを確認しましょう。
修理・点検を依頼した方がよいケース
ここまで紹介した内容を確認しても原因が分からない場合や、カタカタ音が改善しない場合は、無理に使い続けず点検を検討しましょう。
洗濯機の内部には多くの部品があり、外から聞こえる音だけで故障箇所を判断することはできません。
原因を確かめようとして分解すると、感電や水漏れ、部品の破損につながるおそれがあります。
修理が必要か迷ったときは、次のような状態になっていないか確認してください。

音が鳴る場所やタイミングを確認してもカタカタ音が続く
音が聞こえる場所や発生するタイミングを確認しても、毎回同じカタカタ音が続く場合は、外から確認できない原因がある可能性があります。
確認したいポイントは、
- 音が聞こえる場所を確認しても原因が分からない
- 洗濯中や脱水中など、発生するタイミングを確認しても改善しない
- 運転するたびに同じカタカタ音が発生する
です。
外から確認できる範囲に異常がなく、それでも同じ音が続く場合は、無理に使用を続けず点検を検討しましょう。
異物や周囲との接触を確認しても改善しない
洗濯物や洗濯機の周囲を確認しても、カタカタ音が改善しない場合も注意が必要です。
確認するポイントは、
- ポケットの中を確認しても異物が見つからない
- ホースや電源コードの位置を調整しても音が変わらない
- 周囲に接触している物がないのに音が続く
です。
自分で確認できる範囲に原因が見当たらない場合は、無理に何度も運転を繰り返さず、点検を依頼した方が安心です。
以前よりカタカタ音が大きくなっている
購入した頃には気にならなかった音が徐々に大きくなっている場合や、突然カタカタ音が目立つようになった場合は、状態の変化に注意しましょう。
確認するポイントは、
- 最近になって音が大きくなった
- 今までより長い時間音が続く
- 運転するたびに音が目立つようになった
です。
以前と比べて音が変化している場合は、経年劣化や部品の不具合が影響している可能性も考えられます。
強い振動やエラー表示も発生している
カタカタ音だけでなく、ほかの異常も同時に発生している場合は、そのまま使用を続けないようにしましょう。
確認するポイントは、
- 洗濯機が大きく揺れる
- エラー表示が出る
- 運転が途中で止まる
- 水漏れや焦げ臭いにおいもある
です。
異音とほかの症状が同時に発生している場合は、音だけの問題ではない可能性があります。
原因を確認するために何度も運転を繰り返さず、メーカーや修理業者へ相談することをおすすめします。

まとめ
洗濯機からカタカタ音が聞こえる場合は、必ずしも故障とは限りません。
まずは、ポケットに残った硬貨や鍵、衣類の金具、洗濯機の周囲で接触しているホースや電源コードなど、外から確認できる原因がないかを確認しましょう。
また、音がどこから聞こえるのか、どのタイミングで発生するのかを整理すると、原因を絞り込みやすくなります。
一方で、確認できる範囲に異常が見当たらず、毎回同じカタカタ音が続く場合や、強い振動・エラー表示・水漏れなどを伴う場合は、無理に使い続けず点検を検討することが大切です。
原因を一つずつ確認しながら対応することで、不必要な修理を避けられる場合もあります。反対に、異常が続く場合は早めにメーカーや修理業者へ相談し、安心して使用できる状態を保ちましょう。


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