キッチンで料理中に換気扇を回したときに、
- 「カタカタ音がする」
- 「カラカラと何かが当たるような音がする」
- 「最近急に音が大きくなった」
と気になったことはありませんか?
キッチンの換気扇は毎日のように使用する設備です。
長年使用していると、油汚れや部品のゆるみ、モーターの劣化などが原因で異音が発生することがあります。
異音の多くはすぐに危険なものではありませんが、中には故障の前兆となっているケースもあります。
この記事では、キッチンの換気扇からカタカタ・カラカラ音がする主な原因や確認ポイント、業者へ相談した方がよい症状について詳しく解説します。
キッチンの換気扇がカタカタ・カラカラ音がする主な原因
まずはよくある原因から見ていきましょう。
ファンやカバーに油汚れが付着している
キッチンの換気扇で最も多い原因の一つです。
換気扇は調理中に発生する油煙を吸い込むため、長年使用すると内部に油汚れが蓄積していきます。
汚れが偏って付着すると回転バランスが崩れ、
- カタカタ
- カラカラ
- ブルブル
といった異音が発生することがあります。
数年間しっかり掃除していない場合は、まず汚れを疑ってみるとよいでしょう。
フィルターやカバーがゆるんでいる
掃除後によくある原因です。
フィルターやカバーが正しく取り付けられていないと、運転時の振動で音が発生します。
特に、
- 掃除後から音が出始めた
- フィルターを外した後に異音が出るようになった
場合は、この可能性があります。
ファンに異物が接触している
換気扇内部に異物が入り込むことがあります。
例えば、
- 油の固まり
- ホコリ
- フィルターの破片
などです。
回転するファンに接触すると、
「カラカラ」
「カチカチ」
という音が発生することがあります。
ファンが変形・破損している
長年使用した換気扇では、ファン自体が劣化していることがあります。
わずかな変形でも回転時のバランスが崩れ、
- カタカタ
- ガタガタ
- カラカラ
といった音につながることがあります。
築年数が古い住宅や長期間交換していない換気扇では注意が必要です。
モーターが劣化している
換気扇の寿命が近づくと、モーターや軸受け部分が摩耗して異音が発生することがあります。
特に、
- 使用年数が10年以上
- 音が徐々に大きくなっている
- 振動も増えている
場合は、モーター劣化の可能性も考えられます。

音の種類ごとに考えられる原因
換気扇の異音は、音の種類によって原因の傾向が異なることがあります。
カタカタ音
考えられる原因
- フィルターのゆるみ
- カバーの振動
- 固定ネジのゆるみ
- ファンの回転バランス不良
比較的軽微な原因で発生することが多い音です。
カラカラ音
考えられる原因
- 異物の接触
- ファンの破損
- モーター周辺部品の劣化
内部部品が関係している場合があります。
ガタガタ音
考えられる原因
- モーターの摩耗
- ファン軸の劣化
- 本体固定部の異常
経年劣化が進行している可能性があります。

こんな時に音が出るなら原因のヒントになることも
音が出るタイミングによって原因を絞り込めることがあります。
スイッチを入れた直後だけ音がする
運転開始時だけカタカタ音がする場合は、
- ファンの汚れ
- 部品のゆるみ
などが関係していることがあります。
強運転にすると音が大きくなる
回転数が上がるほど音が大きくなる場合は、
- 回転バランス不良
- ファンの変形
- モーター劣化
などが考えられます。
常に音が続いている
運転中ずっと音が続く場合は、
内部部品の摩耗や異物接触の可能性があります。
特に以前より音が大きくなっている場合は注意が必要です。

自分で確認できるポイント
業者へ相談する前に、次の点を確認してみましょう。
フィルターやファンを掃除する
油汚れが原因であれば改善することがあります。
キッチン換気扇は想像以上に油が蓄積していることがあります。
フィルターやカバーの固定状態を確認する
掃除後に正しく取り付けられているか確認します。
部品のガタつきが解消されるだけで音が止まることもあります。
音が出るタイミングを確認する
- 弱運転だけ
- 強運転だけ
- 常に発生する
などを確認しておくと、業者へ相談する際にも役立ちます。
キッチン換気扇の寿命は何年くらい?
キッチンの換気扇は永久に使える設備ではありません。
一般的には10〜15年程度が交換や修理を検討する目安とされています。
もちろん使用環境によって差はありますが、
- 油汚れが多い
- 使用頻度が高い
- 掃除頻度が少ない
場合は劣化が早まることがあります。
築10年以上経過していて異音が出始めた場合は、寿命のサインである可能性も考えられます。
なぜ古い換気扇ほど異音が増えるのか
換気扇は住宅設備の中でも特に負担の大きい設備です。
毎日の調理によって、
- 油煙
- 水蒸気
- 熱
- ホコリ
を吸い込み続けています。
そのため長年使用すると、
- モーターの摩耗
- ファンの変形
- ゴム部品の硬化
- 固定部のゆるみ
などが少しずつ進行します。
最初は小さな異音でも、放置すると音が大きくなることがあります。
業者への相談を検討した方がよい症状
次のような症状がある場合は、一度点検や修理を検討すると安心です。
金属が擦れるような音がする
「ギー」「ガリガリ」といった金属音がする場合は、ファンやモーター周辺部品が接触している可能性があります。
内部部品の摩耗や破損が進行していることもあるため注意が必要です。
焦げ臭いにおいがする
モーターや電気配線に異常が発生している可能性があります。
異音だけでなく焦げ臭いにおいを伴う場合は、安全のため使用を中止し、早めに専門業者へ相談しましょう。
換気能力が明らかに低下している
煙を吸い込みにくい、料理のにおいが室内に残るといった症状がある場合は、内部部品の劣化や故障が関係していることがあります。
異音と同時に発生している場合は点検をおすすめします。
運転中の振動が大きい
換気扇本体が揺れるほど振動している場合は、ファンの変形や固定部の異常が考えられます。
放置すると部品の破損につながることがあります。
異音が徐々に大きくなっている
最初は小さなカタカタ音だったものが、日に日に大きくなっている場合は劣化が進行しているサインかもしれません。
故障する前に点検しておくと安心です。

まとめ
キッチンの換気扇がカタカタ・カラカラ音を出す原因としては、
- 油汚れの蓄積
- フィルターや部品のゆるみ
- 異物の接触
- ファンの変形や破損
- モーターの経年劣化
などが考えられます。
まずは掃除や部品の固定状態を確認し、それでも改善しない場合は内部部品の劣化が関係している可能性があります。
キッチンの換気扇は毎日使用する設備のため、小さな異音でも内部では劣化が進行していることがあります。
特に焦げ臭いにおいや換気能力の低下を伴う場合は、早めに専門業者へ相談すると安心です。
また、換気扇の異音はキッチンだけでなく浴室でも発生することがあります。
「カタカタ」「カラカラ」といった音は、お風呂(浴室)の換気扇でも部品のゆるみやモーター劣化、経年劣化が原因となることがあります。
浴室換気扇の異音について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。


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