シーリングライトのあたりから突然「ピー」「ピーピー」と聞こえる。
リモコンを触った直後ならまだしも、何もしていないのに鳴り始めると、「故障した?」「このまま使って大丈夫?」と気になりますよね。
メーカーのFAQを調べていくと、シーリングライトにはリモコン操作や設定変更に合わせて音を出す機種がありました。一方、何も操作していないのにピーピー鳴り続ける場合は、本体の不具合だけでなく、そもそも別の機器から鳴っている可能性もあります。
つまり、「ピー音がした」だけでは故障かどうかは分かりません。
まず、鳴った時間、直前にリモコンを操作したか、その後も鳴り続けているかを思い返してください。
| ピー音がする状況 | 最初に見るところ |
|---|---|
| リモコンを押した直後 | 操作受付音の可能性 |
| 設定を変更した直後 | 設定・解除音の可能性 |
| 何もしていないのに鳴り続ける | 本体または別の機器 |
| 本体を外しても鳴り続ける | シーリングライト以外の機器 |
| 音がして点灯しなくなった | 使用を中止 |
※本体の取り外しは、取扱説明書に利用者自身で行う手順が記載されている機種に限ります。

シーリングライトのピー音は故障とは限らない
最初に引っかかったのが、正常なシーリングライトでもピー音は鳴るのかという点でした。
答えは、機種によっては鳴ります。
リモコン操作を受け付けたことや、設定を変更・解除したことを音で知らせる機種があるため、天井から「ピッ」「ピピッ」「ピー」と聞こえただけでは故障音とは判断できません。
反対に、こうした受付音が鳴らない機種もあります。
そのため、音そのものよりも何をした直後に鳴ったのかが手がかりになります。
リモコンを押した直後だけ鳴るなら、操作を受け付けたことを知らせる音の可能性があります。設定を変えた直後なら、設定や解除を知らせる音の可能性があります。一方、何もしていないのに鳴り続けるなら、本体の不具合や別の機器まで候補が広がります。
なお、ここで紹介している受付音や設定音は、アイリスオーヤマの一部機種で確認できた例です。すべてのシーリングライトが同じ鳴り方をするわけではありません。
参考資料:シーリングライトのリモコンの操作音は消すことができますか?|アイリスオーヤマ
リモコンを操作したときだけ「ピッ」「ピピッ」と鳴る
リモコンを押した直後だけ鳴るなら、操作を受け付けたことを知らせる音の可能性があります。
一部機種では、リモコンのチャンネルを合わせる操作中に、シーリングライト本体から小さな「ピッ」という音が鳴ります。別の機種では、CH1への切り替えで「ピッ」、CH2では「ピピッ」と鳴る例もあります。
ここでポイントになるのは、音がリモコンではなく照明本体から聞こえる場合があることです。
普段から同じリモコン操作の直後だけ鳴るなら、正常な受付音の可能性があります。実際にアイリスオーヤマの一部機種では、チャンネルを合わせたときに本体から「ピッ」、別の機種ではCH1で「ピッ」、CH2で「ピピッ」と鳴ります。
反対に、リモコンに触れていないのに突然鳴り始めた場合は、この受付音とは条件が違います。
参考資料:RS1・RS2リモコンが反応しない場合のチャンネル設定|アイリスオーヤマ
設定を変えたあとに「ピー」と鳴る機種もある
「ピー」は、普段のリモコン操作だけでなく、設定を変更・解除したことを知らせる音として使われることもあります。
たとえば一部機種では、「るすばんモード」のボタンを長押しすると、4~5秒ほどで「ピー」と鳴って設定が解除されます。さらに、るすばんモードが設定されていない状態でも、同じ操作をすると解除音が鳴る仕様です。
昨日まで聞かなかったピー音でも、その直前にリモコンを長押ししたり、設定を変更したりしていたなら故障とは限りません。
直前にリモコンを長押ししたり、設定を変更したりした直後だけ「ピー」と鳴ったなら、設定や解除を知らせる音の可能性があります。何も操作していないのに繰り返し鳴る場合は、このケースとは分けてください。
参考資料:るすばんモードが解除できない場合|アイリスオーヤマ
何も操作していないのにピーピー音が止まらない
問題は、リモコンにも触れていないのに「ピーピー」と鳴り続けるケースです。
メーカーFAQを追うと、質問そのものが**「ピーピー音が止まらない」**というページが見つかりました。
そこで手がかりになるのが、シーリングライト本体を天井から取り外したときに音が止まるかどうかです。
本体を外すと止まり、再び取り付けると鳴り始める場合は、本体の不具合が考えられます。反対に、本体を外しても鳴り続ける場合は、別の商品から音が出ている可能性があります。
つまり、何も操作していないのに鳴り続けるなら、次に見るのはシーリングライト本体を外したときに音が止まるかです。
シーリングライトを外すとピー音が止まる
本体を取り外した途端に静かになり、取り付けると再び鳴るなら、シーリングライト本体が音源である可能性が高くなります。
ただし、すべての照明器具を自分で外せるわけではありません。
取扱説明書に利用者自身で取り外す手順が記載されている機種に限り、その手順どおりに外してください。 天井へ直接配線されている器具や、取り外し方が分からない器具には触れないでください。
本体から鳴っていることが分かったら、型番を控え、「何も操作していない状態でもピーピー鳴る」とメーカーや販売店へ伝えてください。
シーリングライトを外してもピー音が止まらない
照明を取り外しても「ピー」が続いているなら、少なくとも取り外したシーリングライト本体は音源ではありません。
この場合は、住宅用火災警報器など、天井付近にある別の機器が次の候補になります。
シーリングライトではなく別の機器から鳴っていることもある
「天井からピー音がする=照明が鳴っている」とは限りません。
照明付近から聞こえるピー音について調べていくと、意外な例もありました。
アイリスオーヤマのペンダントライトでは、その機種自体に音を出す部品がないため、ピー音が聞こえる場合は、近くの住宅用火災警報器を確認するよう案内されています。
これはシーリングライトについてのFAQではありません。ただ、照明付近から聞こえるピー音が、実際には別の機器から出ているケースの具体例になります。
住宅用火災警報器の電池切れや異常を知らせる音は、短い電子音が一定間隔で繰り返されることがあります。
実際にホーチキの一部機種では、電池切れになると約50秒おきに「ピッ」、故障では約50秒おきに「ピッ ピッ ピッ」と鳴ります。さらに約1時間おきに「電池切れです」「故障です」と音声で知らせる機種もあります。
能美防災にも別の鳴り方があり、電池切れでは約30分ごとに「ピポッ、警報器の電池切れです」と知らせ、その間も約1分ごとに「ピポッ」と鳴る機種があります。機器異常では約1分ごとに「ピッピッピッ」と鳴る機種があります。
つまり、リモコンを触っていないのに、天井付近から短い電子音が一定間隔で繰り返されるなら、住宅用火災警報器も候補です。 シーリングライトを外しても音が続く場合は、天井や壁の高い位置にある火災警報器の近くで音が強く聞こえないか確認してください。
ただし、鳴り方や間隔はメーカーや機種によって異なります。「50秒おきなら必ず電池切れ」という意味ではありません。

参考資料:調光のみのペンダントライトでピーという音が鳴る|アイリスオーヤマ
参考資料:ホーチキ「取扱説明書・警報音サンプル」
参考資料:能美防災「警報音の停止方法」
参考資料:能美防災「電池切れ時の対処法」
「ピー」ではなく「ジー」と続くなら原因が違うこともある
「ピッ」「ピピッ」「ピー」と区切って鳴るのではなく、点灯中ずっと「ジー」と続くなら、操作受付音や設定音とは別の症状です。
LEDシーリングライトでは、内部の構成部品から微かな「ジー音」が出る場合もあります。アイリスオーヤマでは、点灯中に聞こえる微かな「ジー音」について、構成部品から発生する音であり、そのケースでは安全上問題ないとしています。
つまり、点灯中ずっと続く微かな「ジー」は、今回扱っている「ピッ」「ピピッ」「ピー」という操作・設定時の音とは別の症状です。
音がして点かなくなったなら使用を止める
「音がしたあと点灯しなくなった」なら、正常な操作受付音とは状況が違います。
この症状では、シーリングライト本体の故障だけでなく、配線器具の接触不良も原因候補になります。アイリスオーヤマも「音がして点かなくなった」という症状では、直ちに使用を止めるよう案内しています。
音がしてから点灯しなくなった場合は、何度もスイッチを入れ直さず、使用を中止してください。
まず型番を控えて、メーカーや販売店へ「音がしたあと点灯しなくなった」と伝えてください。天井側の配線器具や配線に異常があると言われた場合や、器具周辺に焦げ・変色などの異常がある場合は、自分で触らず電気工事店へ連絡してください。
ピー音が止まらないときはどこに相談する?
| 状況 | 相談先 |
|---|---|
| 操作・設定時だけ鳴る | 型番の取扱説明書→分からなければメーカー |
| シーリングライト本体から鳴り続ける | メーカー・販売店 |
| 音がして点灯しなくなった | 使用を中止してメーカー・販売店 |
| 天井側の配線器具や配線に異常が疑われる | 電気工事店 |
| 賃貸住宅の備え付け照明 | 管理会社・大家 |
| 別の機器から鳴っている | その機器のメーカー |
問い合わせる前に、型番・鳴り始めた時間・ピー音の直前にした操作・鳴り続けるかをメモしてください。
取扱説明書に利用者自身で取り外す手順がある機種なら、本体を外したときに音が止まったかどうかも伝えると、症状をより具体的に説明できます。
まとめ
シーリングライト付近からピー音がしても、それだけで故障とは判断できません。リモコン操作や設定変更の直後だけなら、機種が出す受付音や設定音の可能性があります。
何も操作していないのにピーピー鳴り続けるなら、本当にシーリングライト本体が音源なのかが次のポイントです。 取扱説明書に利用者自身で取り外す手順がある機種なら、本体を外したときに音が止まるかが手がかりになります。止まらなければ、住宅用火災警報器など周辺の機器も確認してください。
音がしたあと点灯しなくなった場合は使用を中止し、型番と症状をメーカーや販売店へ伝えてください。


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