水を流していないのに排水管から音がする原因とは?漏水・温度変化・配管異常の可能性を解説

水を流していないのに排水管から音がする原因とは

夜中に突然、壁の中や床下から

  • ゴボゴボ
  • コンコン
  • カンカン
  • コツコツ

といった音が聞こえると不安になるものです。

特に、

「誰も水を使っていないのに排水管から音がする」

という状況では、

  • 漏水しているのでは?
  • 排水管が壊れているのでは?
  • 修理が必要なのでは?

と心配になる方も少なくありません。

実際には異常ではないケースもありますが、中には早めの確認が必要な場合もあります。

この記事では、水を流していないのに排水管から音がする主な原因や確認ポイントについて詳しく解説します。


目次

水を流していないのに排水管から音がする主な原因

考えられる原因は主に次のとおりです。

  • 温度変化による配管の伸縮
  • 他の排水設備の影響
  • 排水管内の空気の移動
  • 配管固定部のゆるみ
  • 漏水や排水設備の異常
水を流していないのに排水管から音がする主な原因

まずは異常ではないケースから見ていきましょう。


温度変化による配管の伸縮

住宅では昼と夜で温度が大きく変化します。

排水管も気温の影響を受けるため、

  • コン
  • コツ
  • パキッ

といった音が発生することがあります。

特に次のような時間帯に発生しやすい傾向があります。

  • 夜間
  • 早朝
  • 季節の変わり目
  • 冬場

音が短時間で終わる場合は、このケースが比較的多く見られます。


他の排水設備の影響

戸建て住宅でも、家族が別の場所で水を使うことで音が伝わることがあります。

例えば、

  • 2階の洗面台
  • 浴室
  • キッチン
  • トイレ

などです。

自分が水を使っていなくても、家のどこかで排水が行われると排水管内の水や空気が動きます。

その結果、

  • ゴボゴボ
  • コポコポ

という音が発生することがあります。


排水管内の空気の移動

排水管の中には水だけでなく空気も流れています。

排水が行われると空気が押し出されたり吸い込まれたりするため、

  • ゴボゴボ
  • ポコポコ

といった音が出ることがあります。

特に次のような場所で起こりやすいです。

  • 洗面所
  • キッチン
  • 浴室
  • 洗濯機排水口

築年数が経過した住宅では比較的よく見られる現象です。


配管固定部のゆるみ

排水管は建物内部で金具によって固定されています。

経年劣化によって固定が弱くなると、

水が流れていないタイミングでも

  • コツコツ
  • コンコン
  • カンカン

という音が発生することがあります。

特に築10年以上の住宅では珍しくありません。


漏水が原因になっているケース

ここからは注意が必要なケースです。

壁の中や床下で漏水が発生すると、

  • シュー
  • ポタポタ
  • チョロチョロ

という音が聞こえることがあります。

また漏水が進行すると、

  • 壁紙の浮き
  • クロスの変色
  • カビ臭
  • 水道料金の増加

といった症状が現れることもあります。

音だけで漏水を断定することはできませんが、他の症状も同時に発生している場合は注意が必要です。


音の種類ごとに考えられる原因

ゴボゴボ音

考えられる原因

  • 排水管内の空気移動
  • 通気不足
  • 排水設備のつまり

コンコン音

考えられる原因

  • 温度変化による伸縮
  • 配管支持部の動き
  • 建材の収縮

カンカン音

考えられる原因

  • 金属部品の伸縮
  • 配管固定金具の接触

チョロチョロ音

考えられる原因

  • 漏水
  • トイレタンクの不具合
  • 給水設備の異常

自分で確認できるポイント

業者へ相談する前に次の点を確認してみましょう。

音がする時間帯

  • 夜だけ
  • 朝だけ
  • 一日中

発生タイミングを把握します。


音の場所

  • キッチン付近
  • 浴室付近
  • 洗面所付近
  • 壁の中
  • 床下

どこから聞こえるか確認します。

水道メーター

家の中で水を使っていない状態でメーターが回っていないか確認します。

回り続けている場合は漏水の可能性があります。

業者への相談を検討した方がよい症状

次のような症状がある場合は、一度点検を検討した方が安心です。

水を使っていないのにチョロチョロ音が続く

壁の中や床下で漏水が発生している可能性があります。

特に深夜や早朝でも継続して音が聞こえる場合は注意が必要です。

水道メーターが動いていないかも確認してみましょう。


壁紙の浮きやシミが見られる

壁内部で水分が発生している可能性があります。

漏水や結露が原因の場合、表面だけではなく内部で劣化が進行していることもあります。

放置するとカビや木材腐朽につながることがあります。


カビ臭いにおいがする

排水設備周辺で湿気が発生している可能性があります。

漏水や結露が続いている場合、目に見えない場所でカビが繁殖していることもあります。

音だけでなく臭いも発生している場合は早めの確認がおすすめです。


水道料金が急に増えた

使用量が変わっていないのに水道料金が上がった場合は漏水の可能性があります。

屋外配管や床下配管など、見えない場所で漏れているケースもあります。

排水管からの異音と同時に発生している場合は注意が必要です。


音が以前より大きくなった

最初は小さな音でも、時間の経過とともに大きくなる場合があります。

配管の固定不良や設備劣化が進行している可能性も考えられます。

以前より頻繁に聞こえるようになった場合は一度点検を検討しましょう。

まとめ

水を流していないのに排水管から音がする原因としては、

  • 温度変化による伸縮
  • 排水管内の空気移動
  • 他の排水設備の影響
  • 配管固定部のゆるみ

などが考えられます。

一方で、

  • チョロチョロ音が続く
  • 水道料金が増えた
  • 壁紙の浮きやシミがある

といった症状を伴う場合は漏水の可能性もあります。

まずは音の種類や発生状況を確認し、異常が疑われる場合は専門業者へ相談することをおすすめします。

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