洗濯機のまわりに水たまりができていると、「故障したのでは?」と不安になりますよね。
しかし、洗濯機の水漏れは水が漏れている場所によって原因が大きく異なります。
例えば蛇口まわりが濡れている場合は給水ホースや接続部、前面ならドアパッキン、本体の下なら内部部品の故障など、疑うべき箇所は変わります。
慌てて運転を続けると、水漏れが悪化したり床材を傷めたりすることもあるため、まずは運転を停止して水漏れしている場所を確認しましょう。
この記事では、「どこが濡れているか」から原因を絞り込み、自分で対処できるケースと修理が必要なケースを分かりやすく解説します。

洗濯機の水漏れは「どこが濡れているか」で原因を絞り込みましょう
洗濯機の水漏れは、やみくもにホースを外したり分解したりするよりも、最初に水漏れしている場所を確認することが大切です。
同じ「水漏れ」という症状でも、蛇口まわり・本体の前側・後ろ側・下・排水口まわりでは原因が異なるため、漏れている場所が分かるだけで原因をかなり絞り込めます。
まずは次の3つを確認しましょう。
まずは運転を停止する
水漏れに気付いたら、まずは洗濯機の運転を停止してください。
運転を続けると漏れる水の量が増えるだけでなく、床材が傷んだり階下への漏水につながったりするおそれがあります。
また、本体内部の故障が原因だった場合は、症状が悪化して修理費用が高くなることもあります。
慌てて何度も運転を再開せず、まずは水漏れの状況を確認することが大切です。
水栓(蛇口)を閉める
次に、洗濯機用の蛇口(水栓)を閉めましょう。
蛇口を閉めれば給水が止まるため、給水ホースや接続部からの水漏れであれば、それ以上水が流れ続けるのを防げます。
水漏れの量が多い場合は、タオルや雑巾で床に広がる水を拭き取り、転倒しないよう注意してください。
なお、コンセント付近まで水が広がっている場合は、感電防止のため無理に触らず、安全を確認してから対応しましょう。
30秒で分かる場所別診断早見表
まずは、どこが濡れているか確認してみましょう。
下の表を参考にすると、考えられる原因や自分で対処しやすいかどうかをおおまかに判断できます。
| 濡れている場所 | 主な原因 | 危険度 | 自分で対処 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 蛇口まわり | 給水ホース・ニップル・パッキン | ★ | ○ | ↓ |
| 後ろ側 | 給水・排水ホース・内部接続 | ★★ | △ | ↓ |
| 前側・扉まわり | ドアパッキン・洗剤・衣類の挟まり | ★ | ○ | ↓ |
| 本体の下 | 排水ポンプ・内部ホース・水槽 | ★★★ | × | ↓ |
| 排水口まわり | 排水ホース・排水口の詰まり | ★ | ○ | ↓ |
ご自身の症状に近い場所が見つかったら、このあと該当する項目を確認してみてください。

蛇口まわりが濡れている場合
洗濯機の蛇口まわりが濡れている場合は、給水ホースや蛇口との接続部分に原因があるケースが多く見られます。
床全体が濡れていても、水をたどっていくと蛇口付近から流れていることも少なくありません。
まずは蛇口から給水ホースまでを目で確認し、水滴が付いている場所や水が垂れている場所がないかチェックしてみましょう。

よくある原因
蛇口まわりから水漏れしている場合は、次のような原因が考えられます。
特に引っ越し後や洗濯機を移動させた後は、ホースの接続部が少し緩んで水漏れすることがあります。
また、長年使用している洗濯機では、ゴムパッキンの劣化によって少しずつ水が漏れ始めるケースも珍しくありません。
まず確認したいポイント
蛇口まわりの水漏れは、原因を特定しやすい場所です。
まずは次のポイントを確認しましょう。
給水ホースの接続部に水滴が付いていないか
給水ホースと蛇口の接続部に水滴が付いている場合は、接続の緩みやパッキンの劣化が疑われます。
ナットが緩んでいるだけであれば、締め直すことで改善することもあります。
給水ホースに傷や亀裂がないか
ホース本体に小さな亀裂が入ると、給水中だけ水が噴き出すことがあります。
乾いた状態では分かりにくいため、水漏れの跡や変色がないかも確認すると判断しやすくなります。
蛇口本体から水が漏れていないか
給水ホースではなく、蛇口本体から水がにじんでいる場合は、蛇口内部のパッキンや部品の劣化が原因かもしれません。
蛇口を閉めても水漏れが止まらない場合は、洗濯機ではなく蛇口側の修理が必要になることがあります。
そのまま使っても大丈夫?
少量の水漏れでも、そのまま使い続けることはおすすめできません。
最初は数滴程度でも、給水のたびに少しずつ床へ水が落ち続けるため、フローリングの傷みやカビの原因になることがあります。
また、接続部の緩みが原因だった場合は、突然ホースが外れて大量の水が漏れるおそれもあります。
水漏れを確認したら一度使用を中止し、原因を確認してから運転を再開するようにしましょう。
自分でできる対処法
蛇口まわりの水漏れは、原因によっては自分で改善できる場合があります。
まずは給水ホースの接続部が緩んでいないか確認し、緩みがあれば説明書に従って正しく取り付け直してください。
接続に問題がないのに水漏れが続く場合は、パッキンの劣化や給水ホースの破損が考えられます。
ホースに亀裂や変形が見られる場合は使用を続けず、新しい給水ホースへの交換を検討しましょう。
一方、蛇口本体から水漏れしている場合や、水漏れの原因が特定できない場合は、無理に分解せず修理を依頼することをおすすめします。

洗濯機の後ろ側が濡れている場合
洗濯機の後ろ側が濡れている場合は、給水ホースや排水ホースの接続部、本体背面の配管などに原因があるケースが多く見られます。
後ろ側は普段あまり目にしないため、水漏れに気付いたときには床まで広がっていることも少なくありません。
まずは洗濯機の運転を止め、水栓を閉めたうえで、無理のない範囲で本体の後ろ側を確認してみましょう。

よくある原因
後ろ側からの水漏れでは、次のような原因が考えられます。
給水ホースや排水ホースは長年使用すると劣化しやすく、少しの亀裂でも給水時や排水時に水漏れすることがあります。
また、洗濯機を掃除や引っ越しで動かした後は、ホースに無理な力がかかり、接続部が緩んでしまうこともあります。
まず確認したいポイント
給水ホース・排水ホースが外れかけていないか
まずはホースが正しく接続されているか確認しましょう。
ホースが途中までしか差し込まれていなかったり、固定が不十分だったりすると、給水や排水のタイミングで水が漏れることがあります。
ホースに折れや潰れがないか
ホースが家具や壁に押し付けられて折れ曲がっていると、水の流れが悪くなり、接続部に負担がかかることがあります。
洗濯機を壁際いっぱいに設置している場合は、ホースが無理な角度になっていないか確認してみてください。
ホースに傷や亀裂がないか
ホースの表面にひび割れや傷がある場合は、そこから水が漏れている可能性があります。
小さな傷でも運転中だけ水漏れすることがあるため、乾いている状態だけで判断せず、水漏れの跡や変色も確認すると原因を見つけやすくなります。
そのまま使っても大丈夫?
後ろ側から水漏れしている場合は、原因が分かるまでは使用を控えましょう。
ホースの接続不良だけなら比較的簡単に改善できることもありますが、本体内部の配管が原因だった場合は、運転を続けることで水漏れが悪化するおそれがあります。
また、後ろ側は目が届きにくいため、気付かないうちに大量の水が漏れてしまうケースもあります。
原因が確認できるまでは、無理に運転を再開しないことが大切です。
自分でできる対処法
まずは給水ホースと排水ホースが正しく接続されているか確認し、緩みがあれば説明書に従って取り付け直します。
ホースが折れ曲がっている場合は、無理のない位置へ調整することで改善することがあります。
一方、ホースに亀裂や穴が開いている場合は、補修テープなどで応急処置をするのではなく、ホースを交換することをおすすめします。
また、ホースに異常が見当たらないにもかかわらず水漏れが続く場合は、本体内部の故障も考えられるため、無理に分解せずメーカーや修理業者へ相談しましょう。

洗濯機の前側・扉まわりが濡れている場合
洗濯機の前側や扉まわりが濡れている場合は、まずお使いの洗濯機が「ドラム式」か「縦型」かを確認しましょう。
前側・扉まわりからの水漏れは、主にドラム式洗濯機で起こりやすい症状です。ドラム式は扉の内側にあるドアパッキンで水を密閉しているため、パッキンの異常や衣類の噛み込みなどがあると、運転中に前側から水が漏れることがあります。
一方、縦型洗濯機にはドラム式のようなドアパッキンがありません。そのため、前側の床が濡れていても、実際には給水ホースや排水ホース、本体下部など別の場所から流れてきた水であるケースも少なくありません。
まずは床の水を拭き取り、どこから水が出ているのかを確認してから原因を探しましょう。

よくある原因
前側・扉まわりが濡れる場合は、次のような原因が考えられます。
- ドアパッキンの破れ・変形・劣化
- 衣類がドアパッキンに噛み込んでいる
- パッキンの溝や密着面に糸くず・髪の毛・洗剤カスが付着している
- 洗剤の入れすぎによる泡立ち
- 排水フィルターの詰まりや締め付け不足
- ドアを開けた際に付着した水滴
- 結露による一時的な水滴
特にドラム式では、ドアパッキンが正常に密閉できているかが重要なポイントです。パッキンが破れていなくても、衣類や異物が挟まるだけで水漏れが発生することがあります。
まず確認したいポイント
ドアパッキンに破れや変形がないか
ドアを開け、パッキン全体をゆっくり確認します。
切れ、裂け、めくれ、ひび割れ、変形などがある場合は、密閉できずに水漏れすることがあります。
小さな破れでも運転中の水圧によって漏れが広がることがあるため、異常が見つかった場合は使用を中止しましょう。
衣類がドアパッキンに噛み込んでいないか
タオルや薄手の衣類、靴下などは、洗濯中にドア側へ寄り、パッキンとの間に挟まることがあります。
衣類が噛み込むとパッキンに隙間ができ、水漏れの原因になります。
小物類は洗濯ネットを使用すると噛み込み防止につながります。
パッキンの溝や密着面が汚れていないか
ドアパッキンは溝の奥に糸くずや髪の毛がたまりやすい部分です。
汚れが蓄積すると密閉性が低下し、水漏れにつながることがあります。
柔らかい布で表面だけでなく溝の奥まで掃除してみましょう。
洗剤を入れすぎていないか
洗剤を規定量以上入れると泡が大量に発生し、正常に排水できず、水漏れのような症状が起こることがあります。
特に高濃縮タイプの洗剤は少量で十分なため、使用量をもう一度確認してみましょう。
排水フィルターに異常がないか
排水フィルターが糸くずで詰まっていたり、正しく取り付けられていなかったりすると、排水がスムーズに行われず、水漏れにつながることがあります。
フィルターを取り外して清掃し、確実に締め付けられているか確認してください。
そのまま使っても大丈夫?
原因が特定できるまでは使用を中止することをおすすめします。
衣類の噛み込みやパッキンの汚れであれば、取り除くことで改善する場合があります。
しかし、
- パッキンが破れている
- 同じ場所から毎回水漏れする
- 水漏れ量が増えている
- 清掃しても改善しない
このような場合は、そのまま使い続けると水漏れが悪化し、床材や本体内部の故障につながるおそれがあります。
自分でできる対処法
まずはドアパッキンを掃除し、衣類や異物が挟まっていないか確認します。
次に洗剤の使用量を見直し、排水フィルターも清掃しましょう。
その後、床の水を拭き取ってから試運転を行い、再び同じ場所から水漏れするか確認します。
改善しない場合や、パッキンの破れ・変形が確認できる場合は、無理に補修せず修理を依頼してください。
洗濯機の下が濡れている場合
洗濯機の下から水が漏れている場合は、本体内部の部品や排水系統の故障が原因になっている可能性があります。
蛇口やホースのように目で見て原因が分かるケースとは違い、本体内部から漏れている場合は外から確認できないことも少なくありません。
そのため、水漏れの量が多い場合や原因が分からない場合は、無理に運転を続けないことが大切です。

よくある原因
洗濯機の下から水漏れする場合は、次のような原因が考えられます。
- 排水ポンプの故障
- 本体内部のホースの外れや劣化
- 水槽や配管の破損
- 排水経路の詰まり
- 長年の使用による部品の劣化
設置から年数が経っている洗濯機では、内部のゴムホースや樹脂部品が劣化し、水漏れが発生することがあります。
まず確認したいポイント
洗濯中だけ水漏れするか
給水時だけなのか、脱水時だけなのか、それとも常に漏れているのかを確認すると、原因を絞り込みやすくなります。
洗濯機の下から水が広がっていないか
本体の真下から水が染み出しているようであれば、本体内部から漏れている可能性があります。
無理に傾けたり分解したりせず、そのままの状態で確認しましょう。
異音や異臭はないか
水漏れと同時に異音や焦げ臭いにおいがする場合は、内部部品の故障や漏電のおそれがあります。
このような症状がある場合は、使用を中止してください。
そのまま使っても大丈夫?
本体の下から水漏れしている場合は、使用を続けないでください。
内部部品の故障が原因だった場合、水漏れが悪化するだけでなく、漏電や故障の拡大につながることがあります。
少量だからと様子を見るのではなく、一度使用を中止して原因を確認することが大切です。
自分でできる対処法
まずは蛇口を閉め、本体周辺の水を拭き取りましょう。
そのうえで、給水ホースや排水ホースに異常がないか確認します。
外から確認できる部分に異常がない場合は、本体内部が原因の可能性が高いため、無理に分解せずメーカーや修理業者へ相談することをおすすめします。

排水口まわりが濡れている場合
排水口付近が濡れている場合は、排水ホースや排水口の詰まりが原因になっていることが多くあります。
排水がうまく流れず、水があふれて床へ漏れてしまうケースも珍しくありません。
排水時だけ水漏れする場合は、排水経路を重点的に確認しましょう。

よくある原因
排水口まわりでは、次のような原因が考えられます。
まず確認したいポイント
排水ホースがしっかり接続されているか
排水ホースが抜けかけていると、排水時に水が漏れることがあります。
排水口にゴミが詰まっていないか
糸くずや髪の毛、洗剤カスなどが詰まると、水が流れきらずあふれることがあります。
排水ホースが潰れていないか
家具や洗濯機に押されてホースが折れ曲がると、排水不良の原因になります。
そのまま使っても大丈夫?
排水口の詰まりが原因の場合は、使用を続けるたびに水漏れが悪化することがあります。
床材を傷める原因にもなるため、水漏れを確認したら原因を取り除いてから使用しましょう。
自分でできる対処法
排水ホースの接続や折れ曲がりを確認し、問題があれば正しく取り付け直します。
排水口が詰まっている場合は、糸くずやゴミを取り除き、定期的に掃除することで再発防止につながります。
ホースが破損している場合は交換を検討してください。

修理を依頼した方がよいケース
水漏れの原因によっては、自分で対処できる場合もあります。しかし、無理に使い続けたり、自分で分解したりすると症状が悪化するケースも少なくありません。
次のような症状が見られる場合は、自分で解決しようとせず、メーカーや修理業者へ相談することをおすすめします。

漏電や焦げ臭いにおいを伴う
水漏れに加えて焦げ臭いにおいや異音がする場合は、モーターや配線など電気系統に異常が発生している可能性があります。
このような状態で使用を続けると、故障が悪化するだけでなく、漏電や感電につながるおそれもあります。
異常を感じたら運転を停止し、コンセントを抜いて使用を中止してください。

本体内部から水漏れしている
洗濯機の下から水が染み出しているものの、給水ホースや排水ホースには異常が見当たらない場合は、本体内部の部品が故障している可能性があります。
内部には排水ポンプや各種ホース、給水弁など多くの部品が組み込まれており、原因を特定するには分解が必要になることもあります。
無理に分解すると元に戻せなくなることもあるため、内部故障が疑われる場合は修理を依頼しましょう。
原因が分からないまま水漏れが続く
ホースや蛇口を確認しても異常が見つからず、水漏れが何度も繰り返される場合は、本体内部や見えない部分に原因が隠れていることがあります。
特に運転中だけ水漏れする症状は、外から確認しにくい故障が原因になっているケースも少なくありません。
原因が特定できない状態で使い続けると、水漏れが悪化する可能性があるため、一度点検を依頼することをおすすめします。
水漏れの量が多い・止まらない
床に水たまりができるほど大量に漏れている場合や、蛇口を閉めても水漏れが止まらない場合は、早めの対応が必要です。
そのまま放置すると床材の腐食やカビの発生だけでなく、マンションやアパートでは階下への漏水につながるおそれもあります。
被害を広げないためにも、応急処置だけで済ませず、原因をしっかり確認してもらいましょう。
修理費用の目安と買い替えを検討するタイミング
水漏れが起きたからといって、必ず買い替えが必要になるわけではありません。
まずは修理で対応できる症状なのか、それとも買い替えた方が結果的に費用を抑えられるのかを判断することが大切です。

修理費用の目安
洗濯機の水漏れ修理費用は、故障した部品によって大きく異なります。
例えば、給水ホースや排水ホースの交換であれば比較的費用を抑えやすい一方、本体内部の排水ポンプや水槽まわりの部品交換になると、分解作業が必要になるため修理費用は高くなる傾向があります。
また、メーカーへ修理を依頼する場合は、部品代や作業費だけでなく出張費がかかることもあります。
修理を依頼する際は、見積もりを確認したうえで、洗濯機の使用年数も含めて修理するか買い替えるか判断するとよいでしょう。
買い替えを検討した方がよいケース
次のような場合は、修理よりも買い替えを検討した方が結果的に費用を抑えられることがあります。
- 使用年数が8〜10年以上経過している
- 修理費用が高額になる
- 同じような故障を何度も繰り返している
- メーカーの補修用部品の保有期間が終了している
特に長年使用している洗濯機では、水漏れを修理しても別の部品が故障する可能性があります。
修理費用が高額になる場合は、今後の故障リスクも考慮して、新しい洗濯機へ買い替えた方が安心して長く使えるケースも少なくありません。
洗濯機の寿命の目安
家庭用洗濯機の寿命は、一般的に8〜10年程度が目安とされています。
もちろん使い方や使用頻度によって差はありますが、10年前後になるとモーターやポンプ、ゴムホースなどさまざまな部品が劣化し始めます。
また、メーカーでは補修用部品の保有期間が定められているため、古い機種では修理そのものができないこともあります。
長年使用している洗濯機で水漏れが発生した場合は、修理費用だけでなく今後の故障リスクも含めて総合的に判断するとよいでしょう。
洗濯機の水漏れでよくある質問
少量の水漏れなら、そのまま使っても大丈夫ですか?
少量でも、そのまま使い続けることはおすすめできません。
最初は数滴程度でも、運転を繰り返すうちに水漏れが悪化することがあります。また、フローリングや床下へ水が回ると、床材の傷みやカビの原因になることもあります。
まずは水漏れの原因を確認し、改善してから使用を再開しましょう。
一度だけ水漏れした場合は様子を見てもいいですか?
洗濯物の偏りや一時的な排水不良などが原因で、一度だけ水漏れすることもあります。
ただし、その後も同じ症状が続く場合は、ホースや排水口、本体内部に異常がある可能性があります。
「一度だけだったから大丈夫」と決めつけず、再発しないか様子を見ることが大切です。
水漏れしたまま使い続けるとどうなりますか?
水漏れの量が少なくても、使い続けることで症状が悪化する可能性があります。
床材の腐食やカビだけでなく、本体内部の故障が進行して修理費用が高額になるケースもあります。
また、漏電や感電につながる危険性もあるため、水漏れを確認したら原因を特定してから使用を再開しましょう。
メーカー保証や家電量販店の保証は利用できますか?
保証期間内で、保証対象となる故障であれば無償で修理を受けられる場合があります。
ただし、ホースの取り付けミスや経年劣化、消耗品の劣化などは保証対象外になることもあります。
修理を依頼する前に、保証書や購入時の延長保証の内容を確認しておくと安心です。
床が濡れた場合はどうすればいいですか?
床に漏れた水は、できるだけ早く拭き取りましょう。
特にフローリングは、水分が長時間残ると反りや変色の原因になることがあります。
水漏れを止めることだけでなく、床の被害を広げないようにすることも大切です。
ワンポイント
洗濯機の水漏れは、「どこから漏れているか」が分かるだけで原因をかなり絞り込めます。慌てて分解するよりも、まずは水漏れの場所と「給水時だけ」「排水時だけ」など発生するタイミングを確認しておくと、修理を依頼する際も原因の特定がスムーズになります。
まとめ
洗濯機の水漏れは、どこから水が漏れているかによって原因や対処法が大きく異なります。
蛇口まわりなら給水ホースやパッキン、前側・扉まわりならドアパッキン、本体の下なら内部部品、排水口まわりなら排水ホースや排水口の詰まりなど、まずは漏れている場所を確認することが原因を絞り込む近道です。
また、少量の水漏れだからといって使い続けると、床材の傷みやカビの発生だけでなく、洗濯機本体の故障が悪化することもあります。水漏れに気付いたら、まずは運転を停止し、水栓を閉めて安全を確保したうえで原因を確認しましょう。
給水ホースの緩みや排水口の詰まりなど、自分で対処できるケースもありますが、本体内部から水漏れしている場合や原因が特定できない場合は、無理に使用を続けたり分解したりせず、メーカーや修理業者へ相談することをおすすめします。
この記事で原因を絞り込めたら、症状に応じた詳しい対処法もあわせて確認してみてください。
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